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ホノルルの街並みと住宅ホノルル・マラソン出走のため、ホノルルに行ってきた。去年の暮れまでジョギングすらしたことがなかったにもかかわらず、今年初め、急に「完走を目指してホノルル・マラソンに出てみたい」と思い立ち、週に1回、就業後皇居周りを仲間と一緒に走って本番に備えた。「走り、歩き&歩き」の繰り返しではあったが何とか完走することができた。42.195キロ先のゴールは果てしなく遠く、果たして行き着くことができるのかどうか、途中何度もくじけそうになったが、やっとの思いでゴールに到達した。 そんな意気地のない私を励まし続けてくれたのは、沿道の応援ボランティアの人々と、美しい家並み、そして真っ青の海だった。太平洋は穏やかではるか遠く(42.195キロよりもっともっと)までゆったりと波打って広がっているし、家々は風景と街並みに溶け込みながら住む人の個性が伝わってくる外観とフロントヤード。住宅に関わっている仕事柄、行く手より家に目が向き、何度も「中を見せてもらいたいなあ」という誘惑に駆られた。 もとより人並みはずれてペースが遅いのに、「お住まい拝見」をしている暇などあろうはずがない。一歩でもゴールに近づかなくてはと自分を叱咤激励し、何とか左右の足を交互に前に出した。でもすぐに住宅に見とれてしまい、頭の中は室内を見せてもらいたい欲求に満たされる。どんな家族が住んでいるのだろう。何を優先して間取りを作ったのだろう。キッチンとダイニング、ファミリールームはどういう設えなのだろう。好奇心はとめどなく広がる。 アラモアナ公園をまだ暗い朝5時過ぎにスタートしてからしばらくはクリスマスイルミネーションで美しく飾られたビル街を走る。カラカウア通り、カピオラニ公園を超えて、ダイヤモンドヘッドへの坂道をあがるあたりから戸建ての家々が見え始める。この道は高級住宅地として有名なカハラ地区に続いており、地域によって家の大きさは違うが、どの家にも趣向を凝らしたクリスマスの飾りがしてあった。住む人達の街並みへの参加意識が伺え、好感を持った。ある家の門の前には、その家族から道行く人へのクリスマスメッセージ「神のご加護があなたの上にありますように」と大きく書かれた木製のツリーが飾ってあり、読んだ私も励まされた。 折り返し地点あたりは、入江を囲んで、外観の色が統一された戸建て住宅が立ち並ぶ比較的新しい住宅地。住人らしき人に聞くと、入江に直接面した住宅は値段が高いとのこと。ダイヤモンドヘッド付近でも海が一望できる位置には大層立派な家が建っていた。そういえば、ニューヨークやサンフランシスコ郊外にも人工湖を造ってその周りに家々を配した高級ニュータウンがあったのを思い出す。水を見ると気持ちが和らぐので、住宅と水(海や湖など)は相性がよいのだろう。 考えてみれば、還暦を間近に控え「今走り始めないと一生走ることはないだろう、ボケ防止のためにも元気に走る楽しさを、有難さを知っておきたいという」実に単純な動機で走り始めたのだから、素質も練習量も不足したままの出走。何か楽しいことを考えられる環境でないと、足がストライキを起こしそうだったので、美しい住宅の連なりを眺めながらのホノルル・マラソンは私にとって相性の良いコースだった。 当サイトは不動産に関する情報を収集するサイトです。 |
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